スレート屋根とアスベストの関係
スレート屋根は、2004年以前に製造されたものにはアスベストが含まれている可能性が高いです。特に1970〜1990年代に広く使用された「セメント瓦」「カラーベスト」「コロニアル」にはアスベストが含有されていることが多いです。
アスベスト含有の可能性がある屋根材
- カラーベスト:クボタ(現ケイミュー)製、2004年以前
- コロニアル:2004年以前に施工されたもの
- セメント瓦:波形スレート、大波スレート
- 化粧スレート:薄型の平板スレート
築年数別のアスベスト含有確認
| 築年数 | アスベスト含有の可能性 | 対応 |
|---|---|---|
| 2004年以降 | ほぼなし | 書面確認で完了 |
| 1995〜2004年 | 中程度 | 分析調査推奨 |
| 1995年以前 | 高い | 分析調査必須 |
スレート屋根のアスベスト除去費用
スレート屋根はレベル3(非飛散性)に分類され、比較的安全に撤去できます。
費用相場(30坪住宅の場合)
- 撤去・処分費:15〜30万円
- 新規屋根材施工:80〜150万円
- 足場代:15〜25万円
- 合計目安:110〜205万円
カバー工法という選択肢
アスベストを含むスレート屋根を撤去せず、上から新しい屋根材を被せる「カバー工法」も選択肢です。アスベストを封じ込めるため、撤去費用を抑えられます。ただし、屋根の重量が増えるため、建物の構造確認が必要です。
よくある質問
Qスレート屋根にアスベストが含まれているか自分で確認できますか?
外観だけでは判断できません。製品名と製造年から推定することは可能ですが、正確な確認には専門機関による分析調査が必要です。
Qアスベスト入りスレート屋根は危険ですか?
そのままの状態であれば飛散リスクは低いです。ただし、破損・劣化・解体時には飛散の恐れがあるため、適切な処理が必要です。
Qカバー工法と葺き替え、どちらがおすすめですか?
建物の築年数や構造によります。築30年以上で大規模リフォーム予定なら葺き替え、比較的新しく費用を抑えたいならカバー工法がおすすめです。
Qスレート屋根の撤去に届出は必要ですか?
アスベスト含有が確認された場合、解体・改修工事の事前調査報告が義務付けられています。また、一定規模以上の工事は都道府県への届出が必要です。