業者選び

【完全ガイド】失敗しない解体業者の選び方|7つのチェックポイント

更新: 2025-01-1513分で読める2026年1月確認済み

解体業者選びで失敗すると何が起こる?

解体工事は、建物を安全かつ適切に撤去する重要な工事です。しかし、業者選びに失敗すると以下のようなトラブルが発生する可能性があります。

  • 想定外の追加費用:見積もりになかった費用を後から請求される
  • 近隣トラブル:騒音や粉塵への配慮が足りず、近隣住民とトラブルに
  • 不法投棄:廃棄物を適切に処理せず不法投棄され、施主が責任を問われる
  • 工事の遅延:予定通りに工事が進まず、新築計画に影響が出る
  • 建物滅失登記の不備:必要書類が揃わず、登記手続きに支障をきたす

解体費用は決して安くありません。木造住宅でも100万円以上かかることが一般的です。だからこそ、信頼できる業者選びが非常に重要なのです。

解体業者を選ぶ7つのチェックポイント

1. 建設業許可または解体工事業登録の確認

解体工事を行うには、以下のいずれかの許可・登録が必要です。

種類 対象工事 確認方法
建設業許可(解体工事業) 請負金額500万円以上 国土交通省の建設業者検索システム
解体工事業登録 請負金額500万円未満 都道府県の登録業者一覧

💡 確認のポイント

許可証や登録証のコピーを見せてもらいましょう。有効期限が切れていないかも確認してください。国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で検索することもできます。

2. 損害賠償保険への加入

解体工事では、以下のような事故が発生するリスクがあります。

  • 重機の誤操作で隣家の壁や塀を破損
  • 落下物による車両や建物の損傷
  • 振動により近隣住宅に亀裂が入る
  • 通行人への負傷事故

損害賠償保険に加入している業者を選ぶことで、万が一の事故の際も補償が受けられます。保険証券のコピーを見せてもらい、補償内容と保険金額を確認しましょう。

3. 現地調査の丁寧さ

適正な見積もりを出すには、現地調査が不可欠です。優良業者は以下の項目を詳細にチェックします。

  • 建物の構造・築年数・劣化状況
  • 敷地への重機の搬入経路
  • 隣地との距離・境界線
  • 電線や電柱の位置
  • 地中埋設物の有無(井戸、浄化槽など)
  • アスベストの使用状況
  • 周辺の道路状況・交通量

⚠️ こんな業者は要注意

現地を見ずに電話やメールだけで見積もりを出す業者は避けましょう。実際の現場を見なければ、正確な費用は算出できません。

4. 見積書の明細が詳細か

見積書は「解体工事一式 ○○万円」といった大雑把なものではなく、以下のような項目が明記されているものを選びましょう。

項目 記載内容
仮設工事 足場、養生シート、仮囲い、仮設トイレなど
本体解体工事 建物本体の解体(構造・坪数・単価)
付帯工事 ブロック塀、カーポート、庭木、井戸など個別に記載
廃棄物処分費 種類別(木くず、コンクリートがらなど)の処分費
整地費 解体後の整地作業
諸経費 届出費用、重機回送費、近隣対策費など

各項目の数量・単位・単価が明記されていることを確認してください。

5. 追加費用の説明

解体工事では、工事を始めてから予期しない追加費用が発生することがあります。事前に以下の点を確認しておきましょう。

  • 地中埋設物が見つかった場合:古い基礎や井戸などの撤去費用の扱い
  • アスベストが見つかった場合:除去費用の負担について
  • 想定より廃棄物が多かった場合:追加の処分費用

優良業者は、追加費用が発生する可能性とその条件を契約前に説明してくれます。追加費用が発生する場合の連絡方法と承認プロセスも確認しておきましょう

6. 近隣対応の姿勢

解体工事は騒音・振動・粉塵が発生するため、近隣への配慮が欠かせません。以下の点を確認しましょう。

  • 工事前の近隣挨拶:業者が工事の1〜2週間前に近隣へ挨拶回りをするか
  • 挨拶の範囲:両隣、向かい3軒、裏3軒が基本
  • 騒音対策:防音シートの設置、作業時間の遵守(通常8:00〜17:00)
  • 粉塵対策:散水の実施、飛散防止シートの設置
  • 道路の清掃:工事車両による道路の汚れを毎日清掃
  • クレーム対応:近隣からのクレームへの対応体制

7. アフターフォロー

解体工事が終わった後も、以下のようなフォローが必要です。

  • 建物滅失登記のサポート:必要書類(取壊証明書、印鑑証明書など)の発行
  • 整地状態の確認:雨が降った後の水はけなども確認
  • 写真記録の提供:工事前・中・後の写真を提供
  • マニフェストの交付:産業廃棄物が適正に処理されたことを証明する書類

見積もりは何社から取るべき?

解体工事の見積もりは、最低でも2〜3社から取ることをおすすめします。

複数見積もりのメリット

  • 適正価格がわかる:相場感を把握できる
  • サービス内容を比較できる:含まれる作業範囲が業者によって異なる
  • 値引き交渉がしやすい:他社の見積もりを参考に交渉できる
  • 業者の対応を比較できる:現地調査時の態度や説明の丁寧さを比較

ただし、5社以上に依頼すると対応が大変になるため、3社程度が最適です。

悪徳業者の見分け方

以下のような特徴がある業者は避けましょう。

1. 異常に安い見積もり

相場より明らかに安い見積もりは要注意です。

  • 後から高額な追加費用を請求される
  • 廃棄物を不法投棄して処分費を浮かせている
  • 無許可で営業している

相場の8割以下の見積もりは疑いましょう

2. 契約を急かす

  • 「今日契約すれば○万円値引き」と急かす
  • 「他の人が検討中だから早く決めて」とプレッシャーをかける
  • 検討期間を与えない

優良業者は、施主が納得するまで待ってくれます。

3. 現地を見ずに見積もり

電話やメールだけで見積もりを出す業者は、実際の現場を把握していません。工事が始まってから「こんなはずではなかった」となり、追加費用を請求されるリスクが高いです。

4. 書面を残さない

  • 口頭での約束のみで契約書を作らない
  • 見積書が手書きで詳細が不明
  • 領収書を発行しない

トラブルが発生した際に証拠がなく、泣き寝入りすることになります。

5. 会社の所在が不明確

  • 住所が私書箱やレンタルオフィス
  • 固定電話がなく携帯電話のみ
  • ホームページに会社情報が少ない

優良業者を見つける方法

1. 一括見積もりサイトを活用

当サイト「解体工事.com」のような一括見積もりサイトでは、事前に審査された優良業者のみを紹介しています。

  • 許可・登録の確認済み
  • 保険加入の確認済み
  • 過去の実績やクチコミを参照できる

2. 知人からの紹介

実際に解体工事を経験した知人からの紹介は信頼性が高いです。工事の品質や対応について具体的な情報が得られます。

3. 地元の実績を確認

地元で長く営業している業者は、評判を大切にするため誠実な対応が期待できます。地域の特性(狭小地、密集地など)にも詳しいです。

契約前の最終チェックリスト

  • □ 建設業許可または解体工事業登録を確認した
  • □ 損害賠償保険に加入していることを確認した
  • □ 現地調査を丁寧に行ってくれた
  • □ 見積書の明細が詳細に記載されている
  • □ 追加費用について説明を受けた
  • □ 近隣対応について確認した
  • □ 工事スケジュールを確認した
  • □ 支払い条件を確認した(分割払い可能か等)
  • □ 建物滅失登記に必要な書類を発行してもらえることを確認した
  • □ 契約書の内容を十分に理解した

まとめ

解体業者選びは、費用だけでなく安全性・信頼性・近隣への配慮を総合的に判断することが大切です。

複数の業者から見積もりを取り、現地調査時の対応や見積書の内容をしっかり比較しましょう。焦って決めず、納得できる業者を選ぶことが、トラブルのない解体工事につながります。

💡 次のステップ

業者を選んだら、見積書の比較方法近隣トラブルの防止策も確認しておきましょう。

よくある質問

Q解体業者の許可証はどこで確認できますか?
A

国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で確認できます。

Q見積もりは何社から取るべきですか?
A

最低でも2〜3社から取ることをおすすめします。

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この記事を書いた人

R

現場の窓口 編集部

運営: 合同会社Radineer

解体工事・アスベスト調査・土壌汚染調査・産業廃棄物処理の一括見積もりサービスを運営。 全国2,500社以上の審査済み業者と提携し、累計15万件以上の見積もり実績があります。

提携業者

2,500社以上

見積もり実績

15万件以上

満足度

97.8%

参照・引用元

  • 国土交通省-建設リサイクル法、解体工事業登録制度
  • 環境省-アスベスト事前調査、産業廃棄物処理
  • 各自治体-空き家解体補助金制度

※ 各省庁の公開情報および当サイト提携業者からの提供データに基づき作成しています

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  • 20261最新情報を確認・更新
  • 2025-01-15記事作成