大気汚染防止法とは
大気汚染防止法とは、大気を汚す物質の排出を抑えるための法律で、解体工事ではアスベストの飛散を防ぐ中心的なきまりとして働きます。石綿を含む建材を取り除いたり壊したりする作業は特定粉じん排出等作業と位置づけられ、作業前の事前調査、調査結果の現場への掲示と記録の保存、飛散を抑える作業基準の順守が業者に義務づけられています。2020年の改正では、規制の対象がそれまでの吹付け材や保温材だけでなく、屋根材や外壁材といった成形板を含むすべての石綿含有建材へと広がりました。あわせて、一定規模以上の解体工事では、事前調査の結果を行政へ報告することも必要になっています。施主にとっては、業者がこの法律に沿った手順を踏んでいるかどうかが、近隣への安全と業者の信頼性を測る目安になります。