通路と配置の基準
全国共通REV. 2026-09-10
大人1人が正面で通るのに 600 mm、2人がすれ違うなら 1,200 mm。椅子の後ろは 1,000 mm。
写真はすべてイメージです。施工事例や当社の実績ではありません。寸法・照明・カーテンの数値は写真とは無関係に、出典から取っています。
01失敗しやすいのは「通路」です

家具選びの失敗は、色や素材よりも先に寸法で起きます。しかも決まった数字があります。
同じ廊下でも、正面で通るのと2人ですれ違うのでは倍の差があります。
SCALE 参考図・寸法は本文の数値による出典: FLANNEL SOFA「インテリアの人間工学」
| 通路の使い方 | 必要な幅 |
|---|---|
| 大人1人が正面を向いて通る | 600 mm |
| 物を持って歩く | 750 mm |
| 2人がすれ違う(1人が横向き) | 900 mm |
| 2人とも正面を向いてすれ違う | 1,200 mm |
壁から壁まで 3,600 mm の部屋に奥行き 2,200 mm ぶんの家具を置くと、残る通路は 1,400 mm。2人が正面ですれ違えます。しかし家具を 3,200 mm に増やすと残りは 400 mm で、1人が正面を向いて通ることすらできません。
ここまでの数字、あなたの部屋で足りていますか。数値を入れて判定する →
02ダイニングは「椅子の後ろ」で決まります

椅子の後ろを人が通るなら、テーブルの端から壁面まで 1,000 mm 以上が要ります。900 mm だと、座っている人にぶつかります。立ち座りするだけなら 600 mm でも足ります。
900 mm では、座っている人にぶつかります。
SCALE 参考図・寸法は本文の数値による出典: FLANNEL SOFA「インテリアの人間工学」/a.flat「レイアウトガイド」
一般的なダイニングテーブルは 幅 1,200〜1,800 mm・奥行 700〜900 mm。奥行が決まっているので、部屋の奥行から必要な通路を引けば、置けるテーブルの上限が出ます。
| 部屋の奥行 | 通路に必要 | 置けるテーブルの奥行 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 2,400 mm | 1,000 + 600 mm | 800 mm | 一般的な奥行に収まる |
| 2,200 mm | 1,000 + 600 mm | 600 mm | 一般的な最小 700 mm に届かない |
| 2,600 mm | 1,000 + 600 mm | 1,000 mm | 余裕あり |
03依頼前に、この5つだけ測っておいてください
- 部屋の幅(壁から壁まで)
- 置きたい家具の奥行の合計
- テーブルの端から後ろの壁までの距離
- カーテンレールから窓枠の下端までの高さ
- 搬入経路(玄関の開口・廊下の幅・エレベーターの内寸)
1〜4は数字で判定できます。5だけは現地でないと分かりません。図面には出てこない梁や配管があり、「サイズは合うのに入らない」はここで起きます。