STANDARD

窓と明るさの基準

全国共通REV. 2026-09-10

カーテンは窓枠の下端から 10〜15 cm。明るさは1.5倍変えないと人の目には分からない。

写真はすべてイメージです。施工事例や当社の実績ではありません。寸法・照明・カーテンの数値は写真とは無関係に、出典から取っています。

01カーテンは「窓枠の下端 + 10〜15 cm」

掃き出し窓に、床まで届く丈のカーテン
掃き出し窓に、床まで届く丈のカーテンイメージ

丈をぴったりに切ると足元から光が漏れます。採寸はレールの位置を基準にします。

FIG 03カーテン丈は「窓枠の下端 + 10〜15 cm」

ぴったりに切ると足元から光が漏れます。採寸はレールの位置を基準に。

レール窓枠の下端+100150短い目安どおり
SCALE 参考図・寸法は本文の数値による出典: TOSO「Madoかけ」
等級遮光率見え方
遮光1級99.99% 以上日中でも人の顔が判別できないほど暗い
遮光2級99.8〜99.99%人の顔や表情は分かる
遮光3級99.4〜99.8%表情は分かるが事務作業はできない

1級と2級の差は数値では 0.1% ほどです。それでも実際の見え方は変わります。

メーカー・専門店の技術資料
出典: TOSO「Madoかけ」

02照明は「1.5倍」変えないと、変えた意味がありません

夜の居間。天井灯とフロアランプの2灯
夜の居間。天井灯とフロアランプの2灯イメージ

人が明るさの違いを感覚的に認識するには、1.5倍以上の照度差が必要です。100 lx を 130 lx にしても、目では違いが分かりません

FIG 041.5倍の差がないと、人の目は明るさの違いを認識できない

100 lx を 130 lx にしても、変えた意味がありません。

100 lxいまの明るさ130 lx1.3倍違いが分からない150 lx1.5倍違いが分かる
SCALE 参考図・寸法は本文の数値による出典: 遠藤照明「光の知識」

推奨照度 750 lx の設計室でも、輝度基準を満たせば 1段階下の 500 lx まで下げてよく、明るさ感を保ったまま理論上 約33% の省エネになります。また「推奨照度 750 lx」は机上面の値で、部屋全体で維持する必要はありません。

メーカー・専門店の技術資料
出典: 遠藤照明「光の知識」/パナソニック P.L.A.M.(JIS Z 9110:2024 改正解説)

03色温度は 1,800 K から 12,000 K まである

FIG 05色温度は 1,800 K から 12,000 K まである

同じ明るさでも、色が違えば部屋の印象はまるで変わります。

2,700 K電球色3,500 K温白色5,000 K昼白色6,000 K昼光色← 数値が低いほど暖かいオレンジ系  数値が高いほど青白い光 →
SCALE 参考図・寸法は本文の数値による出典: 遠藤照明「光の知識(色温度)」/セリック
光色色温度向いている場所
電球色2,700 Kリビング・ダイニング・寝室
温白色3,500 Kダイニング・洗面台
昼白色5,000 Kオフィス・ダイニング・店舗
昼光色6,000 K 以上勉強部屋・会議室

オフィス・書斎は 4,500〜5,000 K が推奨。自然光に近い環境で頭痛や眼精疲労が最大 84% 軽減されたという研究報告があります(コーネル大学)。一方、読書や勉強など作業記憶を要する作業は 1,800〜2,700 K で効率が高まる可能性があります。

メーカー・専門店の技術資料
出典: 遠藤照明「光の知識(色温度)」/セリック

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