経営・財務関連

運送原価とは

読み方: うんそうげんか

最終更新:2025年1月

運送原価とは、運送サービスを提供するために必要なコストの総称。主な構成要素は人件費(約40〜50%)、燃料費(約20〜30%)、車両費(減価償却・リース料)、修繕費、保険料など。運送原価を正確に把握することで適正運賃の設定、採算管理、コスト削減施策の立案が可能になる。近年は燃料費高騰、人件費上昇、2024年問題対応により上昇傾向。

運送原価とは、運送サービスを提供するために必要なコストの総称です。

【運送原価の構成】 ・人件費:約40〜50%(ドライバー給与、社会保険料等) ・燃料費:約20〜30%(軽油代、AdBlue等) ・車両費:減価償却費またはリース料 ・修繕費:車検、点検、修理費用 ・保険料:自賠責保険、任意保険 ・その他:高速道路料金、通信費、事務費等

【原価把握の重要性】 車両別・路線別の原価計算を行うことで、収益性の分析が可能になります。適正運賃の設定にも不可欠です。

【最近の傾向】 燃料費の高騰、人件費の上昇、2024年問題への対応コストなどにより、運送原価は上昇傾向にあります。荷主への運賃転嫁とコスト削減の両面での取組みが求められています。

運送原価に関するよくある質問

Q.運送原価を正確に把握するにはどうすればいいですか?

A.車両ごとの走行距離、燃料消費量、ドライバーの労働時間を記録し、定期的に集計することが基本です。デジタコや運行管理システムを活用すると効率的に原価把握ができます。

Q.適正な運賃はどのように算出すればいいですか?

A.運送原価に一定の利益を上乗せした金額が基本です。国土交通省が公表している「標準的な運賃」も参考になります。荷主との交渉材料として原価データを活用しましょう。

Q.運送原価を削減するコツは?

A.燃費改善(エコドライブ推進)、空車率の低減、配車効率化、整備費の計画的管理などが効果的です。ただし、安全を犠牲にしたコスト削減は避けてください。

執筆
運送業界向けコスト削減DB編集部
運送業界向けコスト削減DB編集部
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