リース関連

リースバックとは

読み方: りーすばっく

最終更新:2025年1月

リースバックとは、所有している車両をリース会社に売却し、その車両をリースで借り直す仕組み。セール・アンド・リースバックとも呼ばれ、運送事業者の資金調達手段として活用される。車両を継続使用しながらまとまった資金を得られる点が最大のメリット。運転資金の確保、設備投資、事業拡大の原資として利用されることが多い。ただしリース料負担が発生するため総コスト面では不利になることもある。

リースバックとは、事業者が所有している車両をリース会社に売却し、その車両を同時にリース契約で借り戻す取引です。セール・アンド・リースバックとも呼ばれます。

【リースバックの仕組み】 1. 事業者が保有車両をリース会社に売却 2. 売却と同時にリース契約を締結 3. 車両はそのまま事業者が使用継続 4. 売却代金を受け取り、毎月リース料を支払い

【リースバックのメリット】 ・まとまった資金を即座に調達できる ・車両を継続使用でき、業務への影響がない ・バランスシートの改善(資産圧縮)ができる ・銀行融資に比べて審査が通りやすい場合がある

【活用シーン】 ・運転資金の確保が急務な場合 ・新車両購入や設備投資の原資として ・事業拡大時の資金調達 ・決算対策としての資産オフバランス化

【注意点】 ・リース料の支払いが発生するため、長期的には保有より総コストが高くなる ・売却価格は中古車市場価格より低くなる傾向 ・信用情報に記録される場合がある

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リースバックに関するよくある質問

Q.リースバックで調達できる金額はどのくらいですか?

A.車両の年式、走行距離、車種により異なりますが、一般的に中古車市場価格の70〜90%程度が目安です。大型トラック1台で数百万〜1,000万円程度の資金調達が可能な場合があります。

Q.ローンが残っている車両でもリースバックできますか?

A.ローン残債がある車両でもリースバック可能な場合があります。売却代金でローンを完済し、残額を手元資金として受け取る形になります。ただし、残債が売却価格を上回る場合は対応できません。

Q.リースバックとファクタリングの違いは?

A.リースバックは車両という固定資産を売却して資金化する方法、ファクタリングは売掛金(請求書)を売却して資金化する方法です。リースバックはまとまった金額を調達でき、ファクタリングは売掛金の範囲内での調達となります。

執筆
運送業界向けコスト削減DB編集部
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